サイミー君のルーツ:タイ王国

サイミー君のルーツタイ王国
サイミー君のルーツタイ王国

 シャム猫(サイアミーズSiamese)の血統書をもつサイミー君のルーツはタイ王国です。国名がシャムからタイに変更されたのは1939年の立憲革命記念日からです。日本でシャムは山田長政が活躍した国として知られていました。山田長政は江戸時代のはじめ1612年に朱印船でシャムに渡り、ソンタム王の信任を得てアユタヤ王朝の要職にまで登りつめました。しかし、王の死後政争に巻き込まれて暗殺され、当時全盛をきわめた日本人町も今は記念公園が残るだけになっています。 シャム猫はアユタヤ王朝(1350~1767)時代から王室の秘宝として門外不出とされていましたが、1800年代にイギリス大使のお土産として英国にわたってから世界に広がりました。今ではタイ国内ではほとんど見られないようです。 呼んで返事をすることができるネコですので,一人暮らしの方には話相手になるネコとして珍重されています。