道の駅いちごの里よしみと吉見百穴

   道の駅いちごの里よしみ
   道の駅いちごの里よしみ

 写真は6月に訪問した埼玉県吉見町にある道の駅「いちごの里よしみ」の物産館です。200台余を収容できる大型駐車場があり、円形広場を中心に物産館や農産物店の他、大型のすべり台、氷菓店、レストランなどが設けられ、いちご狩りができる農園もあって季節には家族連れでにぎわうそうです。

 近くに吉見百穴があります。丘陵の斜面にあけられた無数の穴は古墳時代末期の横穴墓だそうです(吉見町HP)。横穴墓の時代は百済(くだら)、新羅(しらぎ)、高句麗(こうくり)、それに日本や唐もからんで争っていた朝鮮の三国時代と重なります。当時任那(みまな)には日本府があり、日本は百済に加わって侵攻してくる新羅や高句麗と戦っていました。新羅は時に応じて高句麗や日本に加勢を求めながら、ついには唐と結んで百済と高句麗を吸収しました。敗れた百済の王族は日本の天皇家に迎えられ、今も各地に名前を伝えています。