ミヤコワスレに古の郷愁が偲ばれました

ミヤコワスレの花
ミヤコワスレの花

 久しぶりに関越道花園インターに近い「道の駅花園」に行ってきました。ここには農産物のほかに園芸棟が設けられています。色とりどりの春の花が目を楽しませてくれましたが、その中で紫色の小さな花に目がとまりました。つけられていた名前は「ミヤコワスレ」。名前に惹かれて買ってかえりました。

 調べてみたら、この花は日本原産のミヤマヨメナ(深山嫁菜 キク科)の一種で、承久の変により佐渡に流された順徳天皇がこの花にしばし都を忘れることができたという故事にちなんでなづけられたようです。800年前の郷愁が偲ばれます。