大分に旧友を訪ねました

辰野金吾設計による旧大分銀行本店
辰野金吾設計による旧大分銀行本店

 大学時代の友人と久しぶりに大分に旧友を訪ねました。駅前の大通りで目を引いたのは赤煉瓦づくりの重厚な建物です(写真)。この建物は佐賀県出身の辰野金吾が設計した第二十三銀行本店であることがわかりました。辰野金吾は作品が堅固なことから辰野堅固とも揶揄されたそうですが、多くの作品が今なお現存し重要文化財となっています。

 公共的な作品が多い中で面白いのは佐賀県武雄市にある武雄温泉です。1200年の歴史があり、藩主鍋島候をはじめ、宮本武蔵や吉田松陰らも入湯したといわれています。こどものころ遊んだ大きな湯船が懐かしく思い出されます。