ブレーカー付きテーブルタップ

ブレーカーのテスト
ブレーカーのテスト

 高齢者住宅での出火原因の一つはテーブルタップのたこ足配線のようです。ブレーカー付きテーブルタップを購入し、実際にブレーカーを作動させてみました(写真タップB)。

 手元にある電熱機器でテストした結果、定格15Aでは全くブレーカーは作動せず、28Aで約10秒経過後にブレーカが作動しスイッチが切れました。復帰は簡単で、スイッチを入れ直すだけでした。私も初めての経験でしたが、これならだれでもストレスなしに使えそうです。

 定格に達してもすぐに作動しないのは、すぐ電源が遮断されると逆に危険だということです。基準では定格の1.25倍で60分、定格2倍の30Aで2分経過後に遮断されることになっています。なお、今回購入したテーブルタップは地元埼玉のオーム電機の製品(HS-T1954W)で、なかなかよくできています。欲ををいえば、定格を超えたらランプが点滅すればさらに安心できますけどね。