図は総理府が延命治療に対する考え方を調査した結果から作成したグラフです。現在91%以上の高齢者が,単に延命のみを目的とした延命治療は行わず自然に任せたい, と考えていることがわかります。しかし、瀕死の高齢者が病院に運び込まれれば、延命治療が行われるのは当然ですし、単に治療を拒否すれば放置死になりかねません。
評論家の樋口恵子さん(84)は名刺の余白に「回復不可能、意識不明の場合、苦痛除去を除いては延命治療は辞退いたします」と記入し、日付、サイン、押印し、保険証と一緒に携帯されているそうです(17/1/29読売)。効力は医師のお墨付きのようですし、穏やかな表現も共感できます。気が変われば書き換えられるのもいいですね。
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