高齢者医療のパラダイムシフト

      厚労省「人口動態統計」より作成
      厚労省「人口動態統計」より作成

 図は人口動態統計による死亡場所の年次推移です。現在の死亡場所はほとんどが病院内であり、延命治療辞退カードを準備しても希望はかなえられそうにありません。現在の病院の目的は命を維持することにおかれており、救急車で病院に運ばれればなおさらです。しかし、これからの超高齢化時代の医療では、尊厳ある生を維持させる緩和ケアがより強く意識されるべきかも知れません。