つる菜を調理してみました

つる菜
つる菜

  埼玉県の特産品を探して深谷市にある道の駅「おかべ」に行ってきました。深谷はフカヤネギや花の産地として有名です。熊谷から北に向かい、17号線深谷バイパス沿いにある道の駅は瓦葺きの重厚なつくりで、駐車場は100台程度、農産物中心の配置となっていました。レストランは地元の食材を活かしたものを期待していたのですが、その点はやや期待外れでした。情報コーナーは物産館とは別棟で訪れにくい感じがしました。

 写真は購入してきた新顔野菜の「ツルナ(つる菜)」です。つる菜はつるのように地面を匍う多年草で、若葉が食用として栽培されているそうです。嗅いで見るとほうれん草によく似た臭いがしました。沖縄では「ハマホウレンソウ」と呼ばれ、レシピではあくが少ないのでほうれん草より調理しやすいようです。試しに軽くゆがいておおひたしと野菜炒め、味噌汁にして食べてみましたが、どれもおいしくいただけました。分類上は前に紹介したアイスプラントの仲間(ハマミズナ科)ですが,全体的にはホウレンソウ(アカザ科)に近く,ホウレンソウよりも野性味が強いところからハマホウレンソウの名がぴったりです。